吉田 友子(よしだ ゆうこ) 東京都出身 児童精神科医師
1985年、東京慈恵会医科大学卒業。
横浜市総合リハビリテーションセンター児童精神科、横浜市北部地域療育センター診療係長などを経て、よこはま発達クリニックに2000年2月の設立時から勤務し、2020年3月、千代田クリニック開業に伴い退職。
2005年2月にiPEC(子どもとおとなの心理学的医学教育研究所)を設立し自己理解支援に関する取り組みに従事。啓発活動に加え、療育センターでの勉強会や立教大学・明治大学・東京女子大学の3大学5キャンパスでの学生面談などを継続受託している。
以下の単著書がある。
なお、「あなたがあなたであるために」と「その子らしさを生かす子育て」の2著書は英訳され、英国Jessica Kingsley Publishersから出版されて欧米でも多くの書評欄で取り上げられている。
http://www.jkp.com/catalogue/book/9781843105046/review/
https://www.jkp.com/uk/raising-children-with-asperger-s-syndrome-and-high-functioning-autism-2.html
あなたがあなたであるために―自分らしく生きるためのアスペルガー症候群ガイド(2005年)
筆者が実施してきた本人向け小集団勉強会のテキストを書籍化。
自閉症スペクトル(東京書籍、1998年)
ローナ・ウィング博士の代表的著書の共訳者の一人でもある。
「あなたがあなたであるためにー自分らしく生きるための自閉スペクトラム・ガイド」(中央法規出版、p111、吉田友子イラスト、2024)の挿絵として作成。
活用の際は、出典を明記してください。
補注部分はウィング先生に監修していただくことができないので、千代田クリニック通院中の方たちと佐々木康栄先生(よこはま発達グループ)からご意見をいただき完成させました。
その中で、「傘を忘れないために、畳んだらすぐカバンに入れる」というアドバイスが文章ではイメージできないとご指摘をいただき、この挿絵を作成しました。
傘を忘れないようにと気を張って暮らすよりも、傘のことは一旦忘れるけれど置き忘れない工夫がいいと思います。
「あなたがあなたであるためにー自分らしく生きるための自閉スペクトラム・ガイド」では
注意困難対策:原則2「忘れるけど、困らない」をめざそう を提案しています。